「あなたが誰かを殺した」東野圭吾:加賀恭一郎「殺した」シリーズ再開!「字で読む本」最新作!

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 加賀恭一郎作品の中でも人気の高い「殺した」シリーズに、24年ぶりの新作! と、長年のファンを歓喜させた作品。

 しかも、同シリーズでは初めての、作中でちゃんと犯人を明記するという試みも! 笑

 東野ミステリーらしい、二転三転する推理劇をお楽しみください。

 2023年出版。
 
 1996年・1999年に発表された「殺した」シリーズの第3作で、
 加賀恭一郎作品としては第12作となる作品です。
 
 文字で「読む」本としてはシリーズ最新作となります。
 
 
シリーズ最新作『誰かが私を殺した』は、現時点では「聴く読書」オーディブルのみ文字の本は存在しません。
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■目次■
 

あなたが誰かを殺したアイキャッチ

「あなたが誰かを殺した」あらすじ

 8月8日の夜、林の中にある避暑地で、隣り合う4軒の別荘の住民が恒例のバーベキューパーティーを開催していました。
 
 パーティーが終わり、会場となった山之内家から栗原家高塚家櫻木家の人々はそれぞれの別荘に帰りますが、その夜、すべての住民を巻き込む連続殺人事件が起こります。
 
 まもなく、凶器のナイフと共に犯人がみつかりますが、死刑になりたくて理由なく被害者を選んだという犯人の主張には疑問が残り、犯行の詳細もわかりません。
 
 2か月後、4軒の遺族が集まって、現場近くのホテルで事件の検証会を行うことになります。
 
 山之内家でひとり暮らしをする静江の姪で、事件当日、結婚2年目の夫と共に叔母のもとを訪れていた鷲尾春那(わしお はるな)は、あの晩夫の英輔を亡くしていました。
 
 看護師の春那は、職場の先輩・金森登紀子(かなもり ときこ)に紹介された、長期休暇中の警視庁捜査1課の加賀恭一郎(かが きょういちろう)と共に、検証会に参加することにします。

 実は春那は、検証会の前に、「あなたが誰かを殺した」と書かれた謎の手紙を受け取っていて――。

「あなたが誰かを殺した」感想

さまざまな登場人物

 職場で命じられた1か月の休暇をもてあました加賀が、金森登紀子の紹介で事件の遺族たちによる調査に参加する、というこの作品。

 

 4軒の別荘の住人たちには、経営する会社の従業員や娘の婚約者なども含まれるため、小学生から老人までさまざまな人物が登場することに。

 

 とはいえ、そこはベストセラー作家、短い描写でそれぞれをしっかりキャラ立ちさせています。

 

 物語は複数の視点で進みますが、キャラが描き分けられているため読みやすいです。

 

 ただ、クリスティー作品のような「思わせぶり!」なシーンがあまりないため、途中まではやや単調に感じるかもしれません。

いくつもの殺人、いくつもの謎(+もうひといきだった話 笑)

 一晩で何人もの人が刺されるという凄惨な事件なのに、詳細は不明。

 ということで、当然、作中ではいくつもの謎が出てきます。

 

 このうちの、メイン(?)のふたつの謎について。

 わたくしとらじの推理が! 惜しかったんです!

 

 もうひといきだったんだよなー 笑

 

(1)スレたミステリーファンらしく(?)雰囲気で「あやしい!」と感じた件。

これは、当たっていなくもなかったけど、よもやの理由でびっくりしました。

うわー、ノーマークだったわー。

 

(2)理詰めで「これだ!」と思った別の件。

これは残念ながら、「じゃない方」でした。

あー、たしかに、あそこも読んでてちょっと引っかかったんだよなー。

えーでも、めちゃくちゃ怪しかったのにー。って、くっそーミスリードか! ぐぬぬ。

 

(何を書いてるんだこのブログは、と思われたみなさま、ごめんなさい 笑)

(いつも通り、ネタバレ防止にふんわりした書き方にしております 笑笑)

ラストシーンが、いい!

 ラストのひとつ前のシーンが、意外でありながら爽やかで、とっても「ラスト!」って感じなのですが。

 スレたミステリーファンのわたくしとらじ、正直、ちょっと都合よすぎん? と思ってしまったんですよね 笑

 

 が、そのあと、白紙のページを挟んで出てくる本当のラストは、

 

  • ミステリーとして面白い展開に加えて、
  • ある人物の心情の、非常~に丁寧な描写に、

 

 これまで読んだ東野作品で、一番グッときました!

 共感~。

 

 でもここ、最後だけ読んでも伝わりません。

 気になる方は、

 絶対飛ばさずに、そして、絶対最後まで読んでくださいね!

加賀恭一郎「殺した」シリーズ全4作

第1作「どちらかが彼女を殺した」1996年発表・加賀恭一郎シリーズ第3作

第2作「私が彼を殺した」1999年発表・加賀恭一郎シリーズ第5作

第3作「あなたが誰かを殺した」2023年発表・加賀恭一郎シリーズ第12作:この記事で紹介しました

最新/第4作「誰かが私を殺した」2024年発表・加賀恭一郎シリーズ第13作は「聴く読書」Amazonオーディブル

 

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「あなたが誰かを殺した」こんな方におすすめ

  • 本格ミステリーの好きな方
  • 加賀恭一郎シリーズ、中でも「殺した」シリーズのファン
  • 東野圭吾作品のファン

 

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 みなさま、どうぞ楽しい物語体験を ♪

 

 

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