「色違いのトランプ」宮部みゆき+YOASOBI+津田健次郎!(オーディブル「はじめての」第3話)

 ページ内のリンクには商品プロモーションが含まれています
 
 2022年2月、あるプロジェクトが始まりました。

 島本理生・辻村深月・宮部みゆき・森絵都という4人の大人気直木賞作家と、“小説を音楽にするユニット” YOASOBIとのコラボによる、書き下ろし小説楽曲化プロジェクトです。

 まずは2022年2月、

「はじめて○○したときに読む物語」
 を共通テーマとした
 アンソロジー短編集『はじめての』刊行。
  +
 翌2023年3月にかけて、
 収録された4作を元にYOASOBIが制作した楽曲、「ミスター」「海のまにまに」「セブンティーン」「好きだ」をリリース。

 続いて、2023年・2024年に、
 朗読劇「はじめての」開催。

 そして2024年12月、この短編集が、
 人気声優の朗読する、Amazonオーディブルのオーディオブックに進化しました!

 

 

※Amazonオーディブル会員でない方は、まずはこちらへ。

 30日間無料体験で、本作が聴けます!

/30日間無料体験あります\

 

 \紙の本はこちら/

 

 この記事では、4作家とYOASOBIに人気声優も加わった、超豪華コラボ作品、

 Amazonオーディブルのオーディオブック『はじめての』

 を、

 第3話『色違いのトランプ』(宮部みゆき)

 を中心にご紹介します。

 

      \読みたい項目へGo ♪/

■目次■

 

オーディブル6アイキャッチ

オーディブル「はじめての」:直木賞作家4人+YOASOBI+人気声優陣

アンソロジー短編集「はじめての」:売れっ子直木賞作家4人とYOASOBIの豪華コラボ

 アンソロジー短編集『はじめての』は、コラボレーションプロジェクトとして制作されました。

 

 直木賞作家の島本理生・辻村深月・宮部みゆき・森絵都という、そうそうたる売れっ子作家4名が、

 

「はじめて〇〇したときに読む物語」

 

 というお題で短編小説を書き下ろし、

 2022年2月に水鈴社からアンソロジー短編集を出版

 

 その4作それぞれを原作とした曲を、“小説を音楽にするユニット”YOASOBIが制作し、2022年2月から2023年3月にかけて順次リリース

 

 2023年1月と翌2024年1月には、朗読劇「はじめての」も開催されました。

 

オーディブル「はじめての」:豪華コラボが、人気声優陣によるオーディオブックに!

 

 2024年12月、アンソロジー短編集『はじめての』が、

 Amazonオーディブルのオーディオブックになりました。

 

 ナレーションは

 

  • 第1・4話:井上麻里奈(声優・ナレーター)
  • 第2話:平野綾(俳優・声優・歌手)
  • 第3話:津田健次郎(俳優・声優)

 

 という、人気声優たちです。

 

※オーディブル会員でない方は、まずはこちらの説明へどうぞ。

(30日間無料体験で、この『はじめての』を聴くことができます)

/30日間無料体験あります\

第1話「私だけの所有者~はじめて人を好きになったときに読む物語~」島本理生(ナレーション:井上麻里奈)

 14歳の子どもの外見を持つアンドロイドの「僕」は、保護された先の島国で、「先生」に手紙を書くことを課されています。

 

 そこに綴られる、「僕」の所有者だった「Mr.ナルセ」との生活は――。

 

 どこか不穏なSFを読み進めるうちに、いつしか島本理生ワールド全開に。

 

 オーディブルの「作家からのメッセージ」に書かれていた通り、

「恋よりも強い絆」の物語でした。

 

○ナレーション:

 井上麻里奈(声優・ナレーター)

 

 

▼本作を元に作られたYOASOBIの楽曲「ミスター」のMV

 

(ネタバレ防止に、小説を読み終えてから聴くことをおすすめします!)

 

第2話「ユーレイ~はじめて家出したときに読む物語~」辻村深月(ナレーション:平野綾)

 学校での居場所を失った女子中学生が、ある決意を胸に、制服のまま夜の電車に乗り込みます。

 

 住み慣れた町を離れ、偶然のように辿り着いた夜の海で遭遇したのは、はたして――?

 

 印象的なシーンがたくさんある、爽やかな物語でした。

 

 スターシステムで有名な辻村作品、このお話にも他の作品の誰かがいるのでしょうか?

(ユニコーンのぬいぐるみが個人的には怪しいと思っています 笑)

 

 繊細で不安定な主人公の一人称に、ナレーションが合っていましたが、途中で音が大きくなるシーンがあるのでご注意を。

 

○ナレーション:

 平野綾(俳優・声優・歌手)

 

 

▼本作を元に作られたYOASOBIの楽曲「海のまにまに」のMV

 

(ネタバレ防止に、小説を読み終えてから聴くことをおすすめします!)

 

第3話「色違いのトランプ~はじめて容疑者になったときに読む物語~」宮部みゆき(ナレーション:津田健次郎) ⇒次項でご紹介します

 次項で詳しくご紹介していますので、そちらをご覧ください。

第4話「ヒカリノタネ~はじめて告白したときに読む物語~」森絵都(ナレーション:井上麻里奈)

 柿ピーと『one piece』のルフィを愛する高校2年生の由舞(ゆま)は、小1からこれまでに計3回、幼馴染の椎太(しいた)に告白してはフラれてきました。

 

 椎太の彼女になるのは諦めて、高校では昔からの「女ともだち」の地位をキープするつもりだったのに、ピンチのときに助けてくれた彼に想いが再燃

 

 もう一度告白したい!

 けど、成功率は限りなく低そう!

 過去の3回の告白をなかったことにして、新鮮な立場で告白したい!

 

 椎太への片想い歴を知る小学校からの親友ヒグチに泣きつくと、彼女から意外な提案をされ――。

 

 少女漫画風のきゃっきゃしたノリです 笑

 

 第1話と同じナレーターの、演技の幅にびっくりしました。

 

○ナレーション:

 井上麻里奈(第1話と同じ)

 

 

▼本作を元に作られたYOASOBIの楽曲「好きだ」のMV

 

(ネタバレ防止に、小説を読み終えてから聴くことをおすすめします!)

 

宮部みゆき「色違いのトランプ~はじめて容疑者になったときに読む物語~」(短編集「はじめての」第3話):あらすじ

 夕方5時すぎ、「JR旧御茶ノ水駅での仕事を終えた主人公の安永宗一(やすなが そういち)は、スマートフォンに妻の瞳子(とうこ)から多数の着信があったことに気づきます。

 

 今日は職場での事故対応で1日中忙しく、スマホを見る時間がなかったのですが、よほどのことがなければ、妻が仕事中に電話をかけてくることなどありません。

 帰宅途中の宗一は、慌てて電話をかけ直します。

 

 ようやく電話で話せた瞳子は、青山三丁目にある鏡界人定管理局(きょうかいじんていかんりきょく)の中央セクトにいました。

 

 ふたりの娘・夏穂(なつほ)の高校を管轄しているというその建物に、17歳の娘が身柄をとられたのです。

 

 反抗期のせいか、2年ほど前からいつも不機嫌で、温厚な両親を平和ボケだと責める夏穂。

 

 昔から正義感が強く気性の激しい子ではありましたが、父親のカードマジックで喜んでいた幼い頃とはすっかり変わってしまった娘をもてあまし、宗一は最近、夏穂とまともに顔を合わせていませんでした。

 

 瞳子によれば、先日第二鏡界(だいにきょうかい)」でテロがあり、あちらの夏穂」がその事件に関係していたとのこと。

 

 あちらの夏穂」こっちの夏穂になりすますのを防ぐために娘を保護した、と鏡界人定管理局」からは説明されたものの、実態は拘束だという瞳子。

 

 妻と娘のいる「鏡界人定管理局に駆けつける宗一ですが――。

宮部みゆき「色違いのトランプ~はじめて容疑者になったときに読む物語~」(短編集「はじめての」第3話):感想

ミステリーだと思ったら、SFでした!

「はじめて容疑者に……」というサブタイトルから、てっきりミステリーだと思って聴き始めたら、メインはSFでびっくりしました 笑

 

(それも、青春SFとはいえゴリゴリの設定のやつ)

 

 とはいえ、そこは宮部作品。

 

 短い物語の中にぎゅぎゅっと詰めこまれた、容赦のない伏線やどんでん返しをお楽しみに!

お父さん、声よすぎじゃね問題:津田健次郎のオーディオブックですよー

 導入部の、主人公の宗一が、仕事終わりに妻に電話するシーン。

 

けだるーい、息多めの

 

「ど(う)した?」

 

 に、ぎょっとしました 笑

 

(またこの「どうした?」が、あまーい「どした?」に聞こえるんですよ 笑)

 

 

 なんだなんだ?

 このセクシーな(声の)夫は、いったい何者??

 

 と思っていたら、

 割とそのあとすぐに、

 

 娘の反抗期に悩む、普通のお父さん

 

 と判明して、再度びっくり(爆笑)

 

 

 これが、

 アニメファンのいう「ツダケン」こと、

 津田健次郎さんの声か!

 すごいな~( 語彙)

 

(『呪術廻戦』のななみん役とか)

(最近では、NHKの朝ドラ「あんぱん」にもご出演とか)

 

 

 みんな、絶対聴いた方がいいよ、これ! 笑笑

 

 

 そして、ご安心ください。

 

 宗一、

 元暗殺者のバーテンダーとかイケメンスパイとかじゃなくて、

 宮部作品によく出るタイプの、

 堅実で妻子を愛し仕事をきちっとやる、いいお父さんでした!

感情を揺さぶる展開

 不穏な序盤息苦しい中盤を経て、

 宗一がある場所に移動したところから、物語は急展開を迎えます。

 

 さすが宮部作品、えぐいツイストもあるので、

 1秒も聴き逃さないように注意!

 

 そして、読者が衝撃の事実を噛みしめる間もなく、切なすぎるラストに突入します。

 

 

「親が子どもの望みをかなえるとは」

「相性と愛情表現」

「正義と暴力」

 

 などなど、

 短いながら、さまざまなことを考えさせられる物語でした。

 

 

 それが幸せだと感じるなら、しかもダブルなら、仕方ないのかなー

 最適解なのかなー

 

 でも、ラストで語られた「いつか」が叶う可能性、正直ほぼないよなー。(涙)

 

 率直にいって、遠くない将来、宗一や憧子は悲しいニュースを知ることになるんじゃないかなー……。

 

 などと、思いました。

 

 

▼本作を元に作られたYOASOBIの楽曲「セブンティーン」のMV

 

(ネタバレ防止に、小説を読み終えてから聴くことをおすすめします!)

(あと、下の静止画は怖いけど、MVのアニメはかわいいですよー 笑)

 

オーディブル「はじめての」こんな方におすすめ

  • サクッと読める青春ファンタジーやSF短編をお探しの方

 

  • オーディブルを使い始めたばかりの方(どれも短い作品なので)

 

  • 4人の作家のファン

 

  • YOASOBIファンや、YOASOBIの曲の原作小説に興味がある方

 

  • 4作のナレーターのファン

 

 

※オーディブルに興味を持たれた方は、どうぞこちらへ。

 30日間無料体験で、本作が聴けます!

/30日間無料体験あります\

 

 ※当ブログのオーディブル体験記事はこちら

 

 ※オーディブル無料体験に関する記事はこちら

 

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 みなさま、どうぞ楽しい物語体験を ♪

 

 

 

☆この記事では以下のサイトを参考にしました。

 

○「はじめての」

 直木賞作家4名×YOASOBI 

 書き下ろし小説楽曲化プロジェクト公式サイト

NOVEL INTO MUSIC | YOASOBI「はじめての」プロモーションサイト

 

○「ダヴィンチWeb」

 連載「はじめての」

 

 

 

【 作家別記事一覧 】を見るなら
スマホは記事下・PCは記事横の
⇒「カテゴリー」
⇒各項目の右端にある
小さい矢印「v」をタップ!