
今回は、
「耳で聴くのもおすすめ」
と過去記事で書いた
聴くと怖い名作ミステリー
3作(+1作)
について、
実際にオーディブルで聴いたら
どんな感じだったかご紹介します。
全作品に共通しているのは、
衝撃の展開・印象的な「語り」
です。
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1.「黒猫」エドガー・アラン・ポー:オーディブルで聴いたらやっぱりめちゃくちゃ怖かった!
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早速ですが、こちらの作品、怖がりのわたしにとって、非常にまずいことがありました。
ナレーションの声と語りが、
ド頭から、最初のひとことから
もう怖い!
って、どういうこと?

放 心
一人称のこの作品。
主人公が淡々と語る、その内容が異常で怖い。
いろいろと理不尽なのも怖い。
なんかもう、ナレーションの
声まで怖い。
(いや、いい声)
怖い。
もうやだ逃げたい。
聴いてる途中でもう、
どこかへ逃げだしたい!
(恐怖のあまり「一時停止」という機能を忘れる 笑)
いや、わたしだって、
プロの朗読の「間」が怖いことは
予想してましたけどね?
驚いたことに、なぜか、
語尾の響きまで怖いんですよ……。
(テクニック?)(語尾とは)
(だがいい声)
(こんわく)
うつろな狂気の表現が巧みなナレーションは、中島定吉(俳優)
朗読スピードは、1.2でもいいけどデフォルトの1.0の方が怖かった。
そしてやっぱり、
ヘッドホンで聴くと、より怖かったです 笑
\あらすじはこちらの記事で/
※本作をオーディブルで聴きたくなった方は、こちらからどうぞ
2.「黒蜥蜴」江戸川乱歩:オーディブル、雰囲気えぐ!ゴージャスなボイスドラマ
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ふー……。(ためいき)
またしても問題作ですよ。
こちらのオーディブル作品、
耽美~な小説世界に、
ナレーションは
- 地の文と女声:斉藤範子(俳優)
- 男声:でじじ(「でじじ」所属のナレーターという意味?)
お二方ともキャラの語り分けがすばらしく、
朗読というよりボイスドラマでした。
何度も舞台化された名作だけあって、
声の演技に合う、饒舌な地の文。
冒頭のパーティーで、
妖艶なダンスと共に黒蜥蜴(くろとかげ)が肌の上を這い始める描写
は、すっごく雰囲気がありました。
そのあとの「地獄風景」の章あたりは、もう、
よくできた怪談でしかなかった……!
(ほめてます)
「暗闇の騎士」の章での、
明智小五郎と黒蜥蜴の緊迫したやりとり
には、既読なのにゾクゾク。
むごたらしい行為や、黒蜥蜴の女王様然とした物言い、意外なところで挟まれる匂いの描写など、
声で聴くと、とにかく、読んだときよりめちゃくちゃ生々しいのです。
もちろん、あのエモいラストも……。
このゴージャスな世界に、
ぜひぜひ
音で浸ってください!
\あらすじはこちらの記事で/
※本作をオーディブルで聴きたくなった方は、こちらからどうぞ
3.「アクロイド殺し」アガサ・クリスティー:オーディブルだとゾクゾク!サスペンス感強めに
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予想通りこちらの作品、
活字で読んだときより
サスペンス感が強かった!
です。
謎解きパートでの緊迫した会話に、
過去記事で書いた
「ぞぞぞぞぞーっ」というより、
「ゾクゾク」
しましたね~。
(細かすぎる感想)
わたしは既読だったので、
「ああ、これからあの人が、アレを……!」
「ついに、あのセリフが……!」
っていうゾクゾク感でしたが、
初めて聴く方は
有名なあのシーンで、
「え? 嘘。 (一瞬ぽかーん)」
からの
「……怖っっっ!!!」
てな感じで、
大ショックなんでしょうねー。
(うらやましいこと山のごとし)
長編でたくさん出てくるキャラたちを、女性のセリフも含めてさらっと語り分けるナレーション(声優・前田弘喜)もすごかったです。
シェパード医師の姉とか、キャラ濃いですよねえ 笑
\あの姉はミス・マープルのモデルだとか/
\あらすじはこちらの記事で/
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おまけ≫「カーテン」アガサ・クリスティー:オーディブルでサスペンスにドキドキ、そして泣ける……
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「語り」が気になる・ゾクゾクしそうな作品として、過去記事ではオーディブルに言及していない、この作品も聴いてみました。
\語りが気になるといえばこちらも/
ナレーションは藤井剛(俳優・声優)
同じクリスティー作品でも、前項でご紹介した『アクロイド殺し』とは異なり、ほんわかキャラのヘイスティングズによる語り(一部、違う部分もあります)です。
とはいえ、
やはりサスペンスシーンは、
読むより、聴く方がどきどき!
ですねー。
(一人称優勝 笑)
もともとこちらの作品、
ポワロのせいで、何が何だかわからない現場に放り込まれた、
ヘイスティングズ目線のサスペンス
ですからね。
しかも、謎解きが、アレなので!
文字で読んだときはそうでもなかったところでも、
耳で聴くと生々しくて、いちいちショックでした……。
さらに本作の場合、
「語り」(=朗読)だと、
ヘイスティングズのモノローグが
辛すぎる!
悲痛!
かわいそう!
「元気出せよ」って慰めたい!
あ、でも、
逆に、ほのぼのシーンは、オーディブルだとよりほっこりするのかな……?
(がぜん、他の作品に興味が)
(当方、強火ヘイスティングズファンです)
『アクロイド殺し』『カーテン』共に、
耳で聴くと文字で読むより生々しく、そして若々しく感じました。
クリスティー作品の中でも特別好きな作品だけに、
登場人物たちの声やしゃべり方のイメージが、わたしの中で固まっていたせいかもしれません。
\あらすじはこちらの記事で/
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おまけその2≫怖い名作ミステリーを聴きたくなった方へ:怖い話はヘッドホンかイヤホンで 笑
今回ご紹介した名作ミステリー、
もしも聴くなら、
ヘッドホンかイヤホンで
聴くことをおすすめします!
周囲の音を遮断した、
ひとりっきりの世界で、
衝撃的な告白
(に聞こえますよね、「語り」だと 笑)を、
直接、耳に注ぎ込まれちゃってほしい!
そしてたったひとりで、
「えええええ?!」
って、
あたふたしていただきたい!
そしてそして、
なにも知らない周囲の人たちに、「……え、なに?」って、怪訝な顔で振り返られたらいいよ! 笑
※オーディブルで怖い話を聴いてみたくなった方は、どうぞこちらへ
※当ブログのオーディブル体験記事まとめ
※よろしければこちらもご一緒に
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
みなさま、どうぞ楽しい物語体験を ♪
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